ワンビリングはアニメ原画資料集「E-SAKUGA」を制作してきた経験から、大量の紙資料のデータ化とデジタル補正を行ってきました。さらに作画に関しての専門知識、デジタル画像処理やアーカイブの基礎知識も有しているので、ワンビリングのデータ化はアニメ・アーカイブに特化したものとなっています。

複写撮影によるデータ化

アニメ・アーカイブ・データ化及び利活用実証事業

京都府相楽郡精華町、京都精華大学と連携し、アニメーションの中間成果物(主にカット袋内素材)のアーカイブデータ化と利活用に関する産学官実証事業(通称:精華ArchiveD(アーカイブド))を行っています。


この実証事業の特徴は、アニメの原画、修正原画、レイアウトなどの作画資料を、従来のスキャニングによるデータ化ではなく、デジタルカメラによる複写撮影でデータ化することです。これにより、スキャニングでは捉えにくかった鉛筆の繊細なタッチや色鉛筆線などを捉えることができます。
RAWデータ(汎用:DNGデータ)で保存するので後からいかなる調整が可能です。
海外ではウォルト・ディズニー社がアーカイブのデータ化で実施している方法で、国内では初となります。

画像補正

制作時にスキャニングされたデータをアーカイブ・データとして補正します。

合成処理

商品化などの際、原画と修正原画や、別パーツで描かれた原画等を合成し1枚の画にする場合もあります。

データをE-SAKUGAに!
データ化した背景原図、原画、タイムシートなどは、電子書籍アニメ原画資料集E-SAKUGAにしてApple Booksで販売することが可能です。

E-SAKUGAの詳細はこちら